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インドネシア マンデリン トルバタック スマトラ式 ★極深煎り
¥750
精製 スマトラ式 標高 1,400〜1,600m 品種 S288・オナンガンジャン・ラスーナ 入港月 2025年1月 乾燥 天日乾燥・温室内乾燥 規格 G1 栽培・農薬の使用 混植栽培、栽培期間中 化学農薬・肥料不使用 トルバタックの「トル」 トルバタックは、「Tolu Batak」と表記します。現地語でToluは「3」、Batakはこの産地周辺に暮らす「バタック族」を意味します。バタック族がコーヒー生産で大切にしている3つのものにちなんで「Tolu Batak」と名付けられました。その大切にしているものとは、環境・人・品質です。 ①環境(野鳥の棲家となるようなコーヒー農園であること) ②人(生産者である村人が無理をせず、抑圧されずにコーヒー栽培に従事できること) ③品質(バイヤーの求める味わいを作り出すこと) この理念のもと作り出されたコーヒーが、今回ご紹介するトルバタックです。 生産者に寄り添い、信頼され続けるエコさん このコーヒー生産者のエコさんは、もともと大手のコーヒートレーダーで働いていました。取引のある農家さんに対して、小規模で効率良く栽培する方法や費用をかけずにできる病虫害対策、環境の大切さなどをワークショップ形式で伝える普及員でした。 2008年に独立し、「生産者ファースト」の理念のもとクラシックビーンズを設立。現在では、1000世帯以上の組合員を有し、インドネシアの島々に広がる組合に育て上げました。インドネシアには小規模生産者が多く、彼ら一人ひとりがコーヒーで生計が立てられるように、コーヒー生産者を支援しています。その支援も、コーヒー栽培に対する支援だけではなく、コーヒー加工業者になれるようにトレーニングを開催したり、観光客がコーヒー農園やその周辺を観光として楽しめるように、エコツーリズムとしての農園運営方法を伝えたり、生産者を生産者で終わらせない活動も行っています。 「農業は自然と共にあるべきものだ」という彼の考えは、彼の行うワークショップでも表現されています。それは、コーヒー栽培に注目してその技術を教えるのではなく、その周辺環境である、山、水源、民族、文化をまずは大切にしましょうということを強く強調しています。生産者からの絶大な信頼を得ているエコさんは、インドネシアのコーヒー業界では知らない人がいないほど有名な方です。 フィリピンや東ティモールでも 実はエコさんは、海ノ向こうコーヒー産地担当山本の栽培の師匠です。そのつながりで、インドネシアで彼が生産者に行っているコーヒー栽培のワークショップを東ティモールやフィリピンでも開催してもらったことがあります。 国も言葉も違う中で行ったワークショップでしたが、エコさんの人柄と知識や経験に皆が圧倒され、大成功に終わりました。 今までは人の言うことに耳を傾けることの少なかった生産者さんたちも、目を輝かせながら「そうだよね、俺らも環境のことを考えながらコーヒーを栽培しないといけない。」と決意を固めていました。 フレーバーノート:green apple, star fruits, herb, fruity, black tea, brown sugar, vanilla-like 深煎り 苦味 甘味 酸味 香り コク 中深煎り 苦味 甘味 酸味 香り コク
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インドネシア アチェ アルールバダ (トップスペシャルティ) ★極深煎り
¥750
国 インドネシア 標高 1500〜1600m エリア スマトラ島 アチェ州 タケンゴン 品種 ティムティム、アテン 農園名 約400戸の零細農家 生産処理 スマトラ式 生産者 イブラヒム氏(代表) (最高のマイクロクライメットが生み出すアチェ・スペシャルティ) 今、世界中から注目を集めるアチェ州 エチオピア、モカ、ケニアなどと並び産地独特のテロワールを色濃く醸し出すスマトラ県北部のマンデリン。特にその中でもアチェ特別自治州で作り出されるマンデリンアチェは、その品質の高さとフレーバーの複雑さで世界のスペシャルティコーヒー愛好家の注目の的となっています。 (アルールバダの肥沃な土壌環境) このアルール・バダはアチェ特州の中でも、もっとも標高の高い1500〜1600mに位置します。コーヒーの木は樹齢10年前後が多く、樹木に力がみなぎっていることが、品質テストでも感じることができるほど豊かなフレーバーを醸し出します。地区の1〜2ha程度の小農家の取り組み、標高、土壌、そのすべての環境(マイクロクライメット)が、フルーツのような柑橘系の酸味、スムースな口当たり、そして独特のエキゾチックアーシーをもたらします。収穫されたコーヒーは農家が信頼関係によって結ばれたコレクターに渡され、ほかの地域と混ぜないように精選工場へ運ばれます。 (精選を経て出来上がるスペシャルロット) その後、メダン市にある専用の特別工場にて、比重選別、スクリーン選別を行い、さらに最終工程はハンドピックを施してこのスペシャルロットが作り上げられています。 アチェ(Aceh)の言葉の由来は、スマトラ島最北部で交易の拠点でもあった事からAsia、China、Europe、Hinduといった様々な地域・文化を表す言葉の頭文字を表していると言い伝えられています。この言葉どおり、コーヒーの風味特性も明るい酸をベースに個性的で様々な風味を有したコンプレックスなフレーバーを兼ね備えています。 (華やかなアーシーさ) ブラッドオレンジやレッドアップル、アプリコットなど、爽やかなフルーティさとマンデリンらしいアーシーさ、ハーバルさが心地よい銘柄になっています。カップの透明感もあり、フレーバーの明瞭さ、明るさが印象的なのも、アチェ州のロットらしいキャラクターに感じます。 甘さの質感も良好で、全体のハーモニーが良い、素晴らしいロットに仕上がっています。 (カッピングコメント) 華やかなアーシーさ ブラッドオレンジやレッドアップル、アプリコットなど、爽やかなフルーティさとマンデリンらしいアーシーさ、ハーバルさが心地よい銘柄になっています。カップの透明感もあり、フレーバーの明瞭さ、明るさが印象的なのも、アチェ州のロットらしいキャラクターに感じます。 甘さの質感も良好で、全体のハーモニーが良い、素晴らしいロットに仕上がっています。 (カッピングプロファイル) フローラル、アーシー、レッドアップル、ブラッドオレンジ、ミルクチョコレート、ブライト、スムースマウスフィール、ロングアフターテイスト 極深煎り 苦味 5 甘味 1 酸味 0 香り 2 コク 5 深煎り 苦味 5 甘味 2 酸味 0 香り 3 コク 5 中深煎り 苦味 3 甘味 3 酸味 2 香り 4 コク 3
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インドネシア ムンテ・ドライミル ドロッサングール (トップスペシャルティ) ★極深煎り
¥750
(国) インドネシア (標高) 1400〜1500m (エリア) 北スマトラ州 リントンエリア ドロッサングール (品種) S-LINI、ティピカ、ジュンベリ (農園名) ムンテ・ドライミル (生産処理) スマトラ式 (生産者) 約130農家より(コレクター:チャールズ・ムンテ) (スペシャルティコーヒーを求めて) インドネシアアラビカコーヒーの独特なフレーバーとフルボディなコーヒーを生み出し、さらに伝統と誇りを受け継ぐといわれているリントン地区にこのドロッサングールはあります。このドロッサングール地区はトバ湖南岸に位置し、標高約1400m以上、土壌は黒色火山性土壌を背景に、エキゾチックアーシーを含む、さわやかなフルーツ感のあるスペシャルマンデリンを作り出します。 (徹底した品質を目指すムンテ・ミル) ここを取り仕切るのは、チャールズ・ムンテ氏。彼のドライミルには周辺農家の約130戸より良質なGABA(ウエットパーチメント)が集まります。ムンテ氏はこの乾燥場を自分の愛する息子の名前と同じギブンと名付けました。集まったGABAは、パーチメントを取り除かれグリーンコーヒーとなり、屋根つきの乾燥場(ギブン)でスマトラ式独特のエメラルドグリーンビーンズに仕上げられていきます。ここインドネシアでは、一年中降水量も多く、急激な天候の変化もあるためか、その独特なスマトラ式と言われる生産処理方式が確立されました。ムンテ氏はこの気候に対応するために、インドネシアでは珍しいハウス乾燥場を建設し、品質の向上を目指します。 (スペシャルティとして評価されるために) さらに、その後メダン市にある専用の特別工場にて、比重選別、スクリーン選別を行い、さらには最終的にハンドピック工程を経てスペシャルティコーヒーの名に恥じないクリーンでフルーティーなドロッサングールを作りあげます。 (カッピングコメント) ストロングなコーヒー マンデリンらしいアーシーさや心地よいビター感がありながらも、フルーティさやスパイシーな風味が重なり、ドロッサングールらしい奥行き感のある風味に仕上がっています。また、風味の強さだけでなく、ボディのボリューム感や酸の明瞭さも相まって、パワフルでインパクトのあるコーヒーに仕上がっているように思います。 (カッピングプロファイル) アーシー、フィグ、グリーンアップル、グリーンペッパー、ビターチョコレート、マリック、ラウンドマウスフィール 極深煎り 苦味 5 甘味 1 酸味 0 香り 2 コク 5 深煎り 苦味 4 甘味 2 酸味 0 香り 3 コク 4 中深煎り 苦味 3 甘味 2 酸味 2 香り 3 コク 3
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インドネシア マンデリン トバコ (スペシャルティコーヒー) ★極深煎り&深煎り
¥750
国 インドネシア 標高 1200〜1400m エリア リントン地区 品種 ティピカ他 農園名 - 生産処理 スマトラ式 (生産者) - (昔ながらのマンデリンを今なお伝えるトバコ・マンデリン) マンデリン名産地のシンボル『トバ湖』 インドネシアのスマトラ島、北スマトラ州にある、TOBA(トバ)湖は、ほぼ赤道直下に位置し、南北100km、東西30kmの、世界最大のカルデラ湖です。湖面の標高は900mですが、カルデラ湖の特徴として、湖の周囲一帯は、標高900mから1,800mの高原となっており、まさにコーヒー栽培の適地と言えます。湖からの霧の発生が多く、乾季でも降雨が時折ある気候のため、年間降雨量は2,500-3,000mmと、やや多いですが、これが独特のフレーバーを生む要因かもしれません。 (マンデリンの起源) オランダが、同地にアラビカ種のコーヒーを持ち込んだのが、17世紀末、インド経由でティピカ種がもたらされました。主にジャワ島、スマトラ島でプランテーション栽培され、オランダに大きな富をもたらしましたが、20世紀初頭の「さび病」の大流行で、アラビカ種の栽培が出来なくなり、ほとんどがロブスタ種へと移行しました。 このとき、僅かにアラビカ種のコーヒーが生き残っていたのが、トバ湖南岸のLINTONG(リントン)から、更に南のMANDAILING(マンデリンと発音します)地区でした。栽培していたのは、同地に住むBATAK(バタック)人の一族のMANDAILING族と言われております。 (古き良きマンデリンの良さを伝える) 欧米のインドネシアコーヒー進出が目立った90年代以降、増産が進み標高の低いエリアではカチモール系品種が植えられ、独特のボディ感や香りが薄れて行ったと言われています。そういった中、MANDHELING 「TOBAKO」は、古くからの産地で、今なおティピカ系の樹が残っており、標高も1,200m以上の、トバ湖南岸のLINTONG(リントン)地区の豆にこだわって買い付け、精選しました。「昔ながらのマンデリン」の香りと苦味・コク、そして重厚なアフターテイストを守った逸品です。 (アーシーさをしっかりと味わえる) マンデリン・トバコの特徴でもあり、マンデリンに求められるアーシーな風味特性。深煎りにした際にも、エキゾチックなフレーバーがあり、独特の甘い香りが際立ちます。 (カッピングプロファイル) ナッツ、チョコレート、アーシー、リッチマウスフィール 極深煎り 苦味 5 甘味 1 酸味 0 香り 2 コク 5 深煎り 苦味 4 甘味 2 酸味 0 香り 3 コク 4
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インドネシア リントン マンデリン バタックブルー ★極深煎り&深煎り
¥750
(精製) スマトラ式 (標高) 1,100~1,400m (品種) アテン、オナンガンジャン、シガラルタン、ジンベル、ウスダ (乾燥) ウェットハル後、温室で乾燥 (フレーバーノート) green mango, herb, good-body, lingering, tobacco (栽培・農薬の使用) 混植栽培、コーヒーの木の間に果樹や野菜を植えています 「心地よいアーシー感を感じる、バランスの良いマンデリン」 (美味しさの秘訣は、丁寧かつ厳しい手選別精製過程) 敬虔なクリスチャンのバタック族が多く住む、スマトラ島リントンからお届けします。インドネシアでは、スマトラ式という特殊精製を行うことで独特な外観とカップ品質が有名ですが、特にリントン地区は組合が少なく流通市場が複雑です。小農家さんの手によって収穫された完熟豆は各農家さんが果肉除去・発酵水洗いし、ミューシレージが除去されたパーチメントを一次乾燥します。この時点で水分値約40%。この状態は「GABAH(ガバ)」と呼ばれます。農家さんはGABAHを地域で週に一度開かれる市場に持ち込み、それをコレクターと呼ばれる集買業者が買い取ります。40%と水分値が高いパーチメントの状態で取引されるため、品質の優劣を外観から判断するのが難しく、各農家さんとの信用関係も非常に重要です。 コレクターは、GABAHを自ら脱穀、二次乾燥し(この状態をLABUと呼びます)、ASALANと呼ばれる生豆(水分値13-15%)にし、比重・スクリーン・手選別などの選別を行います。ロット毎に精製し、ASALANの状態を自ら確認することで、各農家さんの品質を把握しています。ユニークな精選方法でまだ豆が柔らかい状態での脱殻を行う為、一般的にマンデリンは生豆の先が裂けてしまうことがどうしても起こってきます。品質やアピアランスを向上させるために、生産者さん達は生豆をハンドピックを行い、品質劣化の可能性のある豆を一粒づつ取り除いていくのです。 (コーヒーは練乳とあわせて?リントンの人々にとっても、コーヒーは日常の楽しみ。) リントンの市場を訪れると、道の両端にはレストラン、大衆食堂、屋台が軒を連ねており、その傍らでは小農家さんたちが収穫・精選したコーヒーを販売するために集荷業者を待っている風景をよく目にします。 屋台の片隅でコーヒーを飲みながら、その雑多な雰囲気を楽しむのも生産地ならではの楽しみです。リントン地域では、コーヒーは深く焙煎したコーヒーを細かく挽いて、ヤカンで煮出して、そこに練乳を入れて楽しむのが通常。これがリントンに住む人々にとってのコーヒー。彼らにとって、コーヒーは甘く、少し下の上でザラッとするもの。日常の生活に当たり前にあって、それでいて欠かせないものなのです。コーヒーを生産し、そしてそれを楽しめるバタック族たちからのコーヒーをお楽しみください。 極深煎り 苦味 5 甘味 1 酸味 0 香り 2 コク 5 深煎り 苦味 4 甘味 2 酸味 0 香り 3 コク 4
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